Core Concepts
Zone AppendとZone Writeを組み合わせて高性能な書き込みを実現するZapRAIDの設計。
Abstract
ZapRAIDは、Zone Appendを使用して高い書き込み性能を達成し、軽量なストライプ管理をサポートします。グループベースのデータレイアウトを採用し、ストライプ管理のオーバーヘッドを低減します。また、小さなチャンクセグメントと大きなチャンクセグメントに分類されるハイブリッドデータ管理を採用しています。システムクラッシュ後の一貫性維持や完全なワークフローも詳細に説明されています。
ZapRAIDは、Zone AppendとZone Writeを組み合わせて高い書き込み性能を実現するために設計されました。小さなチャンクセグメントと大きなチャンクセグメントに分類し、それぞれに適した方法で書き込み要求を処理します。また、システムクラッシュ後の一貫性維持や完全なワークフローも詳細に説明されています。
Stats
ZNS SSDは最大サイズがゾーン容量であり、各ゾーンは論理ブロックでデータを整理し物理フラッシュページにマッピングされる。
ゾーン内ではブロックはランダム読み取り可能だが順次書き込まれる必要がある。
ZapRAIDはL2Pテーブルやコンパクトストライプテーブルなどのインメモリアイテムを保持している。
ハイブリッドデータ管理では小さなチャンクセグメントと大きなチャンクセグメントが区別され、それぞれ異なる方法で処理される。
システムクラッシュ後の復旧手順ではセグメント表やストライプの一貫性が確保される。