本研究は、2081 人の内膜癌患者を対象に、術前の血清 CA125、CA19-9、CA72-4、CEA、AFP レベルと臨床病理学的特徴との関係を調べ、予後予測因子を明らかにすることを目的としている。
多変量解析の結果、CA125、AFP、CEA の高値が、無増悪生存期間(PFS)および全生存期間(OS)の独立した予後不良因子であることが示された。そこで、これらの 3 つのバイオマーカーを組み合わせたリスクスコアを作成した。このリスクスコアは PFS および OS の独立した予後予測因子であり、高リスク群の予後が有意に不良であった。
さらに、リスクスコア、FIGO ステージ、年齢、分化度を組み合わせたノモグラムを作成し、良好な予測能力を示した。
本研究の結果から、術前の血清 CA125、AFP、CEA レベルは内膜癌の予後予測に有用なバイオマーカーであり、これらを組み合わせたリスクスコアは患者の予後を正確に予測できる可能性が示された。
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by Wang,Z.-h., ... at www.biorxiv.org 01-26-2024
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