Core Concepts
本論文は、サルデーニャ電波望遠鏡を用いて6GHzと18GHzという前例のない高周波帯で地球外文明のテクノシグネチャーを探索した初の試みについて報告している。天の川銀河の中心部と72個のTESSターゲットを対象とした36時間の大規模観測にもかかわらず、地球外起源を示唆するようなドリフト信号は検出されなかった。
Abstract
サルデーニャ電波望遠鏡を用いた初の高周波テクノシグネチャー探索サーベイ:地球外文明の兆候は見つからず
Manunza, L., Vendrame, A., Pizzuto, L., Mulas, M., Perez, K. I., ... & Vacca, V. (2024). The First High Frequency Technosignature Search Survey with the Sardinia Radio Telescope. Acta Astronautica.
本研究の目的は、地球外知的生命体 (ETI) からのテクノシグネチャーを、これまでほとんど探査されていなかった高周波帯 (6 GHz および 18 GHz) で探索することである。