Core Concepts
本論文では、既知の極値型II Z8符号から新たな極値型II Z8符号を倍加法により構築する方法を提案する。
Abstract
本論文では以下の内容が示されている:
型II Z2k符号の倍加法による構築方法を一般化した定理を示した。特に、型II Z2m符号の場合の制限条件を明らかにした。
長さ24、32、40の極値型II Z8符号で、その4進残余符号が極値であるものを出発点として、新たな極値型II Z8符号を倍加法により構築するアルゴリズムを開発した。
このアルゴリズムを用いて、長さ32の極値型II Z8符号で型(15,1,1)のものを少なくとも10個構築した。これらの符号の2進残余符号は最適な[32,15,8]2進符号である。
Stats
長さ32の極値型II Z8符号で型(15,1,1)のものは少なくとも10個構築できた。
構築された符号の2進残余符号の重み分布は10種類に分類できる。