Core Concepts
曲線結合f = f1||f2またはf = f1||f2||f3||f4が完成されたMaiorana-McFarland類M#に属さない必要十分条件を明らかにする。
Abstract
本論文では、曲線結合f = f1||f2およびf = f1||f2||f3||f4のM-部分空間の構造を完全に特徴付けることで、fがM#外にあるための必要十分条件を明らかにしている。
f = f1||f2の場合:
f1とf2が共通の(k+1)次元M-部分空間を持たないこと
f1とf2のすべてのk次元M-部分空間Vと任意のu∈Fnに対して、Vの中のある a∈Vが存在し、Daf1(z) + Daf2(z + u) ≠ 0となること
f = f1||f2||f3||f4の場合:
f1, ..., f4が共通の(n/2+1)次元M-部分空間を持たないこと
f1, ..., f4の共通のn/2次元M-部分空間Vと任意のa∈Fnが存在し、Dvf1 + Dvf a
2 = Dvf3 + Dvf a
4 = 0、または
Dvf1 + Dvf a
3 = Dvf2 + Dvf a
4 = 0、または
Dvf1 + Dvf a
4 = Dvf2 + Dvf a
3 = 0が成り立たないこと
f1, ..., f4の共通のn/2-1次元M-部分空間Vと任意のa, b∈Fnが存在し、Dvf1 + Dvf a
3 = Dvf2 + Dvf a
4 = Dvf1 + Dvf b
2 = Dvf3 + Dvf b
4 = 0、かつ
f1(x) + f2(x + b) + f3(x + a) + f4(x + a + b) = 0が成り立たないこと
これらの条件に基づき、g||h||g||(h+1)型の曲線結合が常にM#外にあることを示している。
Stats
f1(x) + f2(x + b) + f3(x + a) + f4(x + a + b) = 0