本研究では、水稲の免疫応答受容体キナーゼOsCERK1の活性化メカニズムを明らかにしている。通常時、OsCERK1はユビキチンE3リガーゼOsCIE1によって抑制されている。しかし、病原体関連分子パターンであるキチンが検知されると、OsCERK1がOsCIE1をリン酸化し、その E3リガーゼ活性が阻害される。これによりOsCERK1の抑制が解除され、免疫応答が活性化される。OsCIE1のリン酸化部位は植物から動物まで保存されており、この「リン酸化スイッチ」が免疫応答の動的な制御に重要な役割を果たしていることが示された。
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by Gang Wang,Xi... at www.nature.com 05-15-2024
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