Core Concepts
プロンプトエンジニアリングを使ってKeycloak OIDCをHashiCorp Vaultに統合する際の課題と解決策
Abstract
この記事では、ソフトウェア開発におけるプロンプトエンジニアリングの課題について説明しています。
まず、Keycloak OIDCをHashiCorp Vaultに統合する手順を示しています。ドキュメントの確認、APIとコマンドラインインターフェイスの特定、初期ソリューションの作成、反復的な改善などの一般的な問題解決プロセスを経ています。
しかし、実際の実装では予期せぬ問題に遭遇しました。Vaultがカスタム証明書を信頼しないエラーや、Vaultのユーザー表示名が数値IDになってしまうなどの課題が発生しました。
これらの問題に対してAIアシスタントに解決策を求めましたが、必ずしも適切な回答が得られませんでした。AIの提案したスクリプトにも問題があり、Keycloak CLIの存在を見落としていたことが明らかになりました。
最終的に、手動での問題解決とドキュメンテーションの作成を行い、プロンプトエンジニアリングの限界と課題を示しています。ソフトウェア開発におけるプロンプトエンジニアリングの活用には、慎重な検証と人間の介入が必要であることが分かります。
Stats
Vaultがカスタム証明書を信頼しないエラーが発生した
Vaultのユーザー表示名が数値IDになってしまった
Quotes
"One hour of debugging can save you five minutes of reading the documentation."
"Curiously, the AI eventually switched its implementation strategy and offered a solution using the appropriate CLI without acknowledging it had been suggesting an incorrect approach in the preceding prompts."