Core Concepts
レイヤーゼロにおけるサイビル活動を特定し、健全な分散化を実現するための取り組み
Abstract
レイヤーゼロの立ち上げから2年以上が経過し、600万を超える一意のウォレットアドレスがインタラクションを行ってきました。トークン分配を検討する際、ネットワークを立ち上げるのに最適なユーザーを特定することが重要です。その際、継続的な利用や過去の行動を反復することが期待できる「耐久性の高いユーザー」を選ぶことが結論です。
サイビル活動の検出は、健全な分散化を実現する上での重要な課題です。レイヤーゼロでは、単一のエンティティによる大量のアドレス参加、価値のないNFTの移動、人気の「サイビル収穫」アプリの利用、微小額の資金移動などをサイビル活動と見なしています。
サイビルユーザーには、14日間の自己申告期間が設けられ、申告した場合は本来の割当の15%を受け取ることができます。期限内に申告しなかった場合は、サイビルユーザーのリストを公開し、さらにバウンティプログラムを立ち上げて、サイビル活動の報告に成功した場合は、その10%の報酬を支払うことになります。
レイヤーゼロの成功に貢献してきた、プロトコル、ユーザー、コミュニティメンバーといった「耐久性の高いユーザー」を報酬することが目標です。これからも更新情報をお知らせしていきます。
Stats
レイヤーゼロの立ち上げから2年以上が経過し、600万を超える一意のウォレットアドレスがインタラクションを行ってきた
サイビルユーザーには14日間の自己申告期間が設けられ、申告した場合は本来の割当の15%を受け取ることができる
サイビルユーザーが期限内に申告しなかった場合は、サイビルユーザーのリストを公開し、サイビル活動の報告に成功した場合は、その10%の報酬を支払う
Quotes
"If you think you are a sybil, you are most likely a sybil."
"Our goal is to reward the durable users — protocols, users, and community members — who helped LayerZero succeed thus far and who will help the protocol expand in the future."