本論文では、ViP-LLaVAと呼ばれる新しいマルチモーダルモデルを提案している。このモデルは、ユーザーが直感的にマークアップした画像を理解することができる。従来のアプローチでは、テキストの座標や空間エンコーディングを使用していたが、ユーザーフレンドリーなインターフェースを提供するのが難しかった。
ViP-LLaVAでは、視覚プロンプトを画像に直接オーバーレイすることで、複雑な領域エンコーディングを必要とせずに、ユーザーが自然な手がかりを使って画像と対話できるようにしている。この単純な設計により、領域理解タスクでトップクラスの性能を達成している。
さらに、ViP-Benchと呼ばれる新しいベンチマークを導入し、任意の視覚プロンプトの理解能力を評価している。このベンチマークは、認識、OCR、知識、数学、オブジェクト関係推論、言語生成の6つの側面をカバーしており、マルチモーダルモデルの領域理解能力を包括的に評価することができる。
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by Mu Cai,Haoti... at arxiv.org 04-30-2024
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