Core Concepts
日常環境に埋め込まれたメタバースアクセスポイントを発見し、探索的な相互作用を可能にする視覚ベースのアプローチ。
Abstract
本論文は、日常環境におけるメタバースとの接続を促進する問題に取り組んでいる。特に、Artcodeを使ったアプローチに焦点を当て、視覚ベースの粗細アプローチを提案している。
提案アプローチには2つのステージがある:
粗い局在化:ヒートマップを生成し、Artcodeの存在する可能性のある領域を特定する。
細かい局在化:ヒートマップのピークを検出し、Artcodeの正確な位置を特定する。
この2段階のアプローチにより、ユーザーは段階的にメタバースへのアクセスポイントを発見できるようになり、探索的な相互作用体験を提供する。
実験では、Artcodeを含む日常環境を模擬したSWADデータセットを作成し、提案アプローチの性能を評価した。結果は全体的に良好で、特に照明条件、Artcodeの位置、変形などの要因が性能に大きな影響を与えることが示された。
Stats
照明条件が良好な場合、Artcodeの位置が適切で変形が少ない場合、提案アプローチの性能が大幅に向上する。