本論文では、研究ソフトウェアの役割、開発者、成熟度に基づいた多次元的なカテゴリー化を提案している。
役割に基づくカテゴリーでは、モデリング・シミュレーション・データ分析、プルーフオブコンセプトソフトウェア、研究インフラストラクチャソフトウェアの3つのトップレベルカテゴリーを定義している。前者2つにはさらにサブカテゴリーがある。
開発者に基づくカテゴリーでは、個人研究者、ローカル研究グループ、プロジェクトグループ、コミュニティ、請負業者の5つのカテゴリーを定義している。
成熟度に基づくカテゴリーでは、研究データプロセス、新しい手法・モデル、受け入れられた手法・モデルの3つのカテゴリーを定義している。
これらのカテゴリー化は、ソフトウェア開発ガイドラインの策定、ソフトウェアの質的要件の理解、適切な開発手法の推奨、教育プログラムの設計、ステークホルダーの理解促進、ソフトウェアの再利用判断、研究資金の適切な配分、FAIR原則に基づくメタデータ付与、研究ソフトウェア工学研究の枠組み提供などに役立つと期待されている。
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by Wilhelm Hass... at arxiv.org 04-23-2024
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