Core Concepts
データセット検索プラットフォームのユーザーエクスペリエンスを向上させるための新しいデザインプロトタイプが提案されています。
Abstract
データセット検索プラットフォームのUX課題に焦点を当て、Google Dataset Searchとdata.europa.euを対象にした研究です。
6つのUX領域(初期インタラクション、検索プロセス、データセット探索、フィルタリングとソート、データセットアクション、支援とフィードバック)が詳細に分析されました。
19人の参加者から収集された29つの強みと63つの弱点が特定されました。
新しいデザインプロトタイプは、メタデータ関連機能の向上に焦点を当てています。
INTRODUCTION
データ駆動型環境での重要性が高まっている医療や社会科学分野における多様なデータセットへの依存度が増しています。
Google Dataset Searchやdata.europa.euなどの特定プラットフォームでユーザー体験を評価しました。
"The Pandemic Puzzle"ユーザー課題や思考中断法などを組み合わせた評価方法を使用しました。
RELATED WORKS
データセット検索システムへのメタデータの重要性やGoogle Dataset Searchがメタデータを活用する方法などが過去に研究されてきました。
ユーザー行動や選好に焦点を当てた先行研究から10個のユーザー考慮事項が要約されています。
APPROACH
プロジェクト設計段階で6つの主要テーマ(初期インタラクション、検索プロセスなど)が明らかにされました。
同時思考法や後方思考法など複数のユーザースタディ手法が使用されました。
RESULTS
Google Dataset Searchとdata.europa.euそれぞれで得られたフィードバック(P:ポジティブ、N:ネガティブ)が示されています。
10個の新しいデザインプロトタイプが提案され、各項目ごとに改善策が提示されています。