Core Concepts
オペレーション論理関係と差分論理関係を統一的に扱うファイブレーションの重要性を示す。
Abstract
この記事は、プログラミング言語セマンティクスにおけるオペレーション論理関係の重要性に焦点を当てています。オペレーション論理関係は、プログラムの振る舞いを研究するために広く使用されてきました。最近では、差分論理関係という新しい概念も導入されています。本稿では、これらの概念を統一的なファイブレーショナルフレームワークで取り扱う方法が提案されています。ファイブレーショナルアプローチは、従来の論理関係と差分論理関係を包括的かつ一貫した形で捉えることができることが示されています。
Stats
プログラム間の高階距離を測定する差分論理関係[DGY19, DLG20, DLG21a, DLG22a]が紹介されています。
オペレーション論理関係は、さまざまな言語に適用される強力な技術です[DAB11, Ahm06, TTA+13, AM01, CH07, DNB12]。
ファイブレーショナルアカウントが伝統的な論理関係や差分論理関係に新たな観点をもたらしていることが述べられています。
Quotes
"Differential logical relations relate pairs of programs with so-called higher-order distances." - [DLGY19]
"Operational logical relations result in a mosaic of powerful techniques applied to a variety of languages." - [DAB11]
"The wide applicability of operational logical relations has also prevented the latter to organise as a uniform corpus of techniques with a common underlying theory." - [Ahm06]