Core Concepts
PRISM-TopoMapは、学習ベースの多モーダルな場所認識と特徴ベースのスキャンマッチングを組み合わせ、ロボットの局所的な測位データのみを使って効率的にトポロジカルな地図を構築する。
Abstract
PRISM-TopoMapは、ロボットが移動する屋内環境の地図をオンラインで構築するシステムです。
入力として、ロボットの複数カメラ画像とポイントクラウドデータ、およびオドメトリ情報を使用します。
多モーダルな場所認識モデルを用いて、訪問した場所の特徴記述子を抽出します。
特徴ベースのスキャンマッチングを行い、場所認識結果を精査して誤検出を除去します。
場所の接続関係を表すグラフを動的に構築・更新し、ロボットの現在位置を常にグラフ上のノードに紐付けます。
実験では、大規模な屋内環境でのシミュレーションと実ロボットでの評価を行い、PRISM-TopoMapが高い地図構築性能と経路計画効率を示すことを確認しました。
Stats
ロボットが移動した距離は205mでした。
ロボットが通過した廊下の面積は約700m2でした。