Core Concepts
フィールドでのデータ取得を簡単に行えるプラグアンドプレイのウェアラブルプラットフォームを開発した。
Abstract
本レポートでは、フィールドでのデータ取得を目的とした着用可能なプラットフォームを紹介する。このプラットフォームは、防水性のあるPelican Caseをベースに20 kgのバックパックとして拡張されており、2台のカメラ、LiDAR、IMU、GNSSレシーバーを搭載している。単一の作業者が操作でき、内蔵の画面とボタンで簡単に制御できる。小型のフットプリントにより、大型の車両では到達困難な狭い場所でのデータ収集が可能となる。プラットフォームの設計、機械部品、電気部品、ソフトウェアスタックについて詳述する。また、20 km以上の軌跡にわたる様々な季節、環境、気象条件での実装経験から得られた課題と限界について説明する。最後に、学術研究や産業応用など、このシステムの可能性について議論する。
Stats
カメラの合計帯域は約872 Mb/sである。
LiDARの帯域は約8 Mb/sである。
平均CPU負荷は5.5コアで、1.55 GBのRAMを使用する。
総消費電力は約79 Wである。
Quotes
"単一の作業者が操作でき、内蔵の画面とボタンで簡単に制御できる。"
"小型のフットプリントにより、大型の車両では到達困難な狭い場所でのデータ収集が可能となる。"