Core Concepts
コアルゲブラのカルテシアン表示コモナドを持つ自然な表示トポスは、再び自然な表示トポスである。
Abstract
本論文では、自然な表示トポスと自然なカルテシアン表示コモナドの概念を導入し、自然なカルテシアン表示コモナドを持つ自然な表示トポスのコアルゲブラの自然なモデルが再び自然な表示トポスであることを示す。
この結果は、Hofmann and Streicherの手法を、プリシェーフトポスからシェーフトポスへと拡張する。
また、自然なタイポスの一般的な設定でも同様の結果を証明する。自然なタイポスは、強化されたマーティン・レーフ型理論のモデルを捉えるのに適している。
自然なカルテシアン表示コモナドは、Nanevski et al.によって導入されたS4依存型理論のモデルとしても使用できる。モーダルコンテキストは、コアルゲブラの自然なタイポスのコンテキストとして解釈される。
この枠組みの一部として、自然なモデルの概念を洗練し、完全な分割包含圏(Jacobs, 1993)の概念と厳密に2等価であることを示す。
Stats
コアルゲブラのカルテシアン表示コモナドを持つ自然な表示トポスは再び自然な表示トポスである。
自然なカルテシアン表示コモナドを持つ自然なタイポスのコアルゲブラも再びタイポスである。
自然な表示トポスと自然なタイポスは、厳密な2圏論的には等価ではないが、2等価である。
完全な分割包含圏と自然なモデルは厳密に2等価である。