Core Concepts
非同期RGB-D シーケンスから深度正則化放射輝度場を学習する新しい手法を提案する。時間-姿勢関数を導入し、RGB-D間の非同期性を補償しながら、深度情報を活用して高品質な3Dシーン表現を得る。
Abstract
本研究では、UAV撮影における非同期RGB-D シーケンスから深度正則化放射輝度場を学習する新しい手法を提案する。
まず、時間-姿勢関数を導入し、RGB画像の撮影時刻から対応するカメラ姿勢を推定する。これにより、RGB-D間の非同期性を補償できる。
次に、深度情報を活用してRadiance Fieldを初期化する。
最後に、時間-姿勢関数と放射輝度場を同時に最適化することで、姿勢誤差を補正しながら高品質な3Dシーン表現を得る。
提案手法は、大規模合成データセットAUSを用いた評価実験で、ベースラインよりも優れた画像合成と深度推定の性能を示した。また、実際の非同期RGB-D データでも良好な結果が得られた。
Stats
RGB-D画像の撮影時刻と推定カメラ姿勢の平均誤差は、1.04m, 1.07°である。
同時最適化後の誤差は0.53m, 0.41°まで改善された。