核心概念
画像ステッチングからビデオステッチングへの拡張におけるワーピングシェイクの発生とその解決方法を提案する。
要約
この論文では、画像ステッチング技術をビデオステッチングに拡張する際に生じる新興問題であるワーピングシェイクに焦点を当てています。手持ちカメラで撮影された安定した入力ビデオでも、画像ステッチングによって望ましくないワーピングシェイクが引き起こされることが明らかになりました。この問題を解決するため、StabStitchという初の教師なしオンラインビデオステッチングフレームワークを提案しています。このフレームワークは、ステッチング軌跡を生成し滑らかにすることで、安定性や速度面で優れたパフォーマンスを実現しています。
統計
StabStitchは他のステッチソリューションと比較して、場面の堅牢性や推論速度において優れている。
データセット「StabStitch-D」は100以上のビデオペアから成り立ち、様々なカメラ動作やシーンが含まれている。
StabStitchは1つのフレームあたり約28.2msしかかからず、リアルタイムなオンラインビデオステッチングシステムを実現している。
引用
"Existing video stitching solutions follow a strong assumption that each source video from freely moving hand-held cameras suffers from heavy and independent shakes."
"Compared with state-of-the-art image/video stitching solutions, our method achieves comparable or significantly superior performance in terms of scene robustness, inference speed, and stitching/stabilization effect."
"Our dataset comprises over 100 video pairs, consisting of over 100,000 images, with each video lasting from approximately 5 seconds to 100 seconds."