本論文では、マイクロ構造光ファイバの伝搬モードを正確に解析するための適応的アルゴリズムを提案している。
まず、マイクロ構造光ファイバの伝搬モードを記述する固有値問題を定式化している。この問題は、Maxwell方程式を完全整合層(PML)を用いて有限領域に truncate することで得られる。
次に、デュアル加重残差誤差推定子に基づいた適応的アルゴリズムを提案している。このアルゴリズムは、固有値誤差を直接ターゲットとしており、メッシュ refinement を行うことで、モードの微細な特徴を自動的に捉えることができる。
提案手法を、解析解が得られるBragg光ファイバに適用し、その有効性を検証している。さらに、実用的な3つのマイクロ構造光ファイバに適用し、微細な特徴を正確に捉えられることを示している。
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