本論文では、制約付きデバイス(UCD)と高性能デバイス(AP)を組み合わせた多デバイス連合学習のフレームワーク「Centaur」を提案している。Centaurでは以下の2つの主要な特徴がある:
データ選択: UCDでは、損失値とグラデーションノルムに基づいて、訓練に有効なデータサンプルを選択的に保持・送信する。これにより、UCDの計算リソースと通信コストを削減する。
分割ベースの訓練: エンコーダ部はAPで、クラシファイア部はUCDで訓練する。これにより、UCDの制限された計算リソースでも効率的にモデルを更新できる。
実験の結果、Centaurは従来の連合学習手法と比べて、平均して19%高い精度と58%低いレイテンシを達成している。また、不均衡データ、クライアント参加の異質性、モビリティパターンなどの課題にも対応できることを示している。
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