本論文では、固定効果と時間可変なランダムショックの両方を通じて、説明変数が時間可変かつ個別特有のランダム係数と相関し得る、相関ランダム係数線形パネルデータモデルを提案し、その識別と推定方法を論じている。
本稿では、Athey and Imbens (2006) のバイナリ処理のケースを拡張し、2つ以上のカテゴリを持つ離散的処理を扱うように変化-変化 (CIC) モデルを一般化する。