POL´
IMONは、リアルタイム論理MTLまたはその凍結量化子拡張で記述された仕様に対して、システムの動作をモニタリングするツールである。POL´
IMONの特徴は、メッセージを無秩序に受信できることである。さらに、POL´
IMONは受信したメッセージを即座に処理するため、メッセージに記述されたシステムイベントが仕様に違反した場合には迅速に判定結果を出力する。これにより、信頼性の低いチャネルを持つ分散システムの動作を、リアルタイムで検証するのに適している。
POL´
IMONは、受信したタイムスタンプ付きのメッセージを即座に処理し、仕様に対する違反や充足の判定結果を出力する。メッセージの受信順序に関する仮定は設けない。POL´
IMONは、受信したメッセージに基づいて内部状態を更新し、部分的な知識に基づいて判定結果を出力する。この際、判定結果は、受信済みのメッセージに基づいて確実に導出できるものに限定される。
POL´
IMONは、前身のプロトタイプに比べて大幅に高速化されている。これは、グラフ構造の維持アルゴリズムの改善によるものである。また、POL´
IMONは複数のCPUコアを活用してパイプラインで処理を行う。さらに、内部状態の出力/入力機能を備え、モニタの移行が可能となっている。POL´
IMONは、知識ギャップを埋める様々なアプローチも実装している。
To Another Language
from source content
arxiv.org
Дополнительные вопросы