この研究では、睡眠中のデルタ波活動の指標であるデルタ波エントロピーと心血管疾患リスクの関係を調べた。
2つの大規模な研究コホート(SHHS、MrOS)のデータを分析した結果、デルタ波エントロピーが低い(デルタ波活動が乱れている)参加者ほど、冠動脈疾患、心血管疾患、心血管死亡のリスクが高いことが明らかになった。この関係は、従来の睡眠の質の指標よりも強かった。
デルタ波活動の乱れは、深睡眠の質の低下を反映しており、心血管リスクの新しい指標となる可能性がある。今後、デルタ波活動を改善する介入が心血管疾患予防に役立つかどうかを検証する必要がある。
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by в www.medscape.com 04-26-2024
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