本研究では、全変動に基づく汎関数の最小化問題に対して、適応有限要素法を用いた解法を提案する。適応格子生成のための a-posteriori 誤差評価指標を導入し、大きな変位を含む動画像の動き推定に適用する。さらに、画像データの有限要素空間への補間手法についても検討する。