本研究では、大規模言語モデルであるGPT-4を使用して、プログラミング課題の論理的エラーに対するフィードバックラダーを自動生成する手法を提案している。フィードバックラダーとは、同じ問題に対する学生の提出に対して、段階的に詳細なフィードバックを提供するものである。
具体的には以下のようなフィードバックレベルを定義している:
ユーザ評価実験の結果、以下のような傾向が観察された:
これらの結果から、本手法はプログラミング初学者向けのフィードバックを生成することができるが、上級者向けのフィードバックの生成には課題があることが分かった。今後の課題として、より高度なフィードバックの生成や、学生の理解度に応じたパーソナライズされたフィードバックの生成などが考えられる。
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