本論文では、動的システムの論理を研究する。まず、時間化された変数を特徴とする論理LDTV (Logic of Dependence with Temporalized Variables)を導入し、完全な公理化証明計算を提供し、その充足可能性問題が決定可能であることを示す。次に、動的遷移関数について明示的な推論を捉えるため、関数記号と項同一性を導入して枠組みを拡張する。さらに、標準的な時間論理からの次時真理モダリティを組み合わせ、動的依存関係の完全かつ決定可能な論理を得るための原理を明らかにする。最終的に、任意の動的システムに対して決定可能な一般的な時間依存関係論理LTDを導入し、その公理化と決定可能性を示す。
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