本論文では、一般的に循環性や自己参照を含むと考えられている逆説の中で、ステファン・ヤブロが1993年に設計した逆説を線形時間論理(LTL)の中で定理化している。ヤブロの逆説にはいくつかのバリエーションがあり、2004年にヤブロ自身がそれらが同様に逆説的であることを示した。これらのヤブロの逆説のバージョンを形式化し、LTLにおける定理を証明している。これは、ヤブロの逆説が数学と論理における新しく発見された定理となる初めての例である。
具体的には、ある演算子が固定点を持たないことを示すのがヤブロの逆説の議論と同じであり、これを定理化している。さらに、別の演算子についても固定点を持たないことを定理化している。一方で、別の演算子は固定点を持つことも示されており、これらは別の定理となる。
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