カゴメ格子系物質YCu3(OH)6[(ClxBr(1-x))3-y(OH)y]において、Clをドープすることで反強磁性状態に転移する領域において、強磁性クラスターの形成が確認された。このクラスター形成は、ABH不規則性とキタエフ相互作用の組み合わせによって説明できる可能性がある。