本稿は、エンタングルメント支援量子誤り訂正符号(EAQECC)の新しい構成方法を提案する研究論文である。この符号は、従来の手法よりも少ない共有エンタングルメントで古典Singleton限界を達成できるという特徴を持つ。
本研究の目的は、少ないエンタングルメント資源で高い誤り訂正能力を持つEAQECCを構築することである。
提案されたEAQECCは、以下の3つの要素技術を組み合わせることで実現される。
まず、送信者は、送信したい量子状態とエンタングルメント状態に対してベル測定を行い、その測定結果を古典MDS符号を用いて符号化する。次に、符号化されたビット列の一部を通常の量子チャネルで送信し、残りのビット列はQW-SDCQSを用いてエンタングルメント状態を介して送信する。受信者は、受信したビット列から古典MDS符号を用いて元の量子状態を復元する。
本稿では、少ないエンタングルメントで古典Singleton限界を達成する新しいEAQECCの構成方法を提案した。この符号は、将来の量子コンピュータや量子通信の実現に向けて重要な貢献をするものと期待される。
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by Soham Ghosh,... lúc arxiv.org 10-08-2024
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