ビザンチンフォールトトレラントなコンセンサスプロトコルにおいて、敵対者多数下での安全性と活性性の達成可能性は、クライアントのモデル化(スリーピー/常時接続、サイレント/通信型)に大きく依存する。本稿では、様々なクライアントモデルと、同期型/部分同期型のネットワークモデル、スリーピー/常時接続型のバリデータモデルを組み合わせた16のモデルを体系化し、それぞれのモデルにおける安全性と活性性の達成可能性を厳密に分析する。