2次元細菌乱流では、大規模な渦構造の存在により逆エネルギーカスケードが生じ、一方で小スケールでは粘性スケールより下でのエネルギー散逸が起こる。また、エンストロフィーカスケードは全スケールで生じ、非線形相互作用によって表現される。さらに、エネルギー散逸率とエンストロフィーの両方で対数正規統計が確認され、3次元乱流と同程度の間欠性パラメータを持つ。