中学校数学クラスにおける生徒の視点から見たジェネレーティブAI搭載型教授可能エージェントの役割、機会、課題
中学生は、ジェネレーティブAI搭載型教授可能エージェントを学習の伴走者、学習促進者、協働的問題解決者として捉えている。また、このようなエージェントを活用することで、学習者中心の環境の創出、認知的・社会的・情動的能力の育成、教科知識の向上、数学への肯定的態度の醸成などの利点を感じている。一方で、エージェントの問題提示スキル、質問の深さ、学習スタイルへの対応、学習順序の適切性、社会情動的スキルなどの課題も指摘している。