本論文では、線形計画問題に対する不正確な実行可能弧探索内点法を提案する。提案手法は、既存の不正確な実行可能線探索内点法よりも高い収束性を持つことを理論的に示す。また、数値実験の結果、提案手法は既存手法に比べて反復回数を3分の2に削減できることを示す。