本稿では、確率的プログラムや加重プログラムを含む様々な量的モデルに適用可能な、時間推論のための統一的な枠組みを提案しています。この枠組みは、システムと時間的性質の両方を余代数としてモデル化し、それらの積構成を分配法則として捉えることで、時間推論を体系的に行うことを可能にします。