本稿では、自由積の外部自己同型群の有限部分群の構造を解析し、特にその位数の最大値について考察する。
この論文は、正標数 p の任意の体 k に対して、PGL2(k) の有限 p-非正則部分群の分類を、共役の違いを除いて完全に決定することを目的とする。