メカニズムデザインにおいて、従来のマキシミンアプローチは、曖昧性集合内の最悪ケースの期待ペイオフを保証するメカニズムを最適としていましたが、本稿では、曖昧性集合外の近傍にある事前分布に対してもペイオフ保証が大きく変動しない「ロバストなロバスト性」の概念を提唱しています。