本論文では、位相力学的手法を用いて、完備距離化可能群の連続自己準同型写像におけるLi-Yorkeカオス、平均Li-Yorkeカオス、分布カオスの統一的な処理を行い、これらのカオス(および極限カオス)を、いわゆる準不規則点(および不規則点)の存在という観点から特徴づける。