QUANTISENCは、ボトムアップ方式で階層的に設計されており、各層に複数のニューロンが含まれ、各コアに複数の層が含まれている。層数とレイヤー当たりのニューロン数はソフトウェアで構成可能で、ターゲットのスパイキングニューラルネットワーク(SNN)モデルに合わせて生成できる。
QUANTISENCは漏れ積分発火ニューロン(LIF)と電流ベースの興奮性および抑制性シナプス(CUBA)を使用する。ニューロンの非線形ダイナミクスは、内部制御レジスタをプログラミングすることで実行時に構成できる。各ニューロンは符号付き固定小数点演算を行い、ユーザー定義の量子化と小数点精度をサポートする。QUANTISENCは全接続、一対一、ガウス接続をサポートする。
ハードウェアソフトウェアインターフェースはPyTorchベースのSNNシミュレータと統合されている。これにより、PyTorchでSNNモデルを定義して学習し、FPGAプロトタイピングやASIC設計を通してハードウェアのパフォーマンス(面積、電力、レイテンシ、スループット)を評価できる。ハードウェアソフトウェアインターフェースはまた、QUANTISENCのレイヤーベースのアーキテクチャと分散メモリ構造を活用して、ストリーミングデータの処理をパイプラインすることで、スループットを向上させる。
全体として、提案するソフトウェア定義型ハードウェア設計手法は、高位合成(HLS)と同様の柔軟性を提供しつつ、ハードウェア開発の手間をかけずにより高いハードウェアパフォーマンスを実現する。3つのスパイキングデータセットを使用して評価した結果、QUANTISENCは最先端の設計に対して優れたパフォーマンスを示した。
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抽出されたキーインサイト
by Shadi Matini... 場所 arxiv.org 04-04-2024
https://arxiv.org/pdf/2404.02248.pdf深掘り質問