本研究では、重力下のバロトロピックオイラー系に対する安定かつ整合性のある数値スキームを設計し、その性質を解析した。スキームは半陰解法の時間離散化と有限体積法の空間離散化を組み合わせたものであり、エネルギー安定性、well-balanced性、漸近整合性の性質を備えている。