本研究では、Holzapfel-Simo アプローチを完全な非線形領域に拡張することで、粘弾性の理解を深めている。非平衡応力の緩和特性を詳細に検討した結果、ポテンシャルの設計にはGreen-Naghdi型の運動学的仮定が必要であることが明らかになった。この洞察は、いわゆる加算塑性と本研究の粘弾性モデルの間の関係を示唆しており、非線形粘弾性理論の発展につながっている。